つくる人と飲む人、すべての人生を豊かにするために
Contents1 コーヒーを知ることは生産者を知ることから始まる2 生産者と消費者全ての人生をより“豊か”にすることが目標3 飲む人の課題、1杯1,000円のコーヒーは高すぎる?4 つくる国の課題5 生産国を知り、伝え […]
2024年12月27日PRODURABLEは、欧州における持続可能な開発とCSR(企業の社会的責任)の浸透を目指し2007年よりフランスで開催されているイベントで、2023年9月12日・13日に第16回が開催されました。テーマは「Culture(S) : La bascule de notre société sera culturelle !(文化:社会の転換は文化的なものになるはず)」。気候変動をはじめ地球の持続可能性にかかわる課題の解決に向け、今、世界の経済モデルは変わりつつありますが、同時に文化面の変化においても真っ只中にあるということを強調し、行動することの大切さを伝えました。
米国の環境学者であるデニス・メドウズは、次のように指摘しています。
「私たちは温室効果ガスの削減方法を知っている。しかし、私たちの文化や価値観が、削減のために今すべき行動にブレーキをかけている。気候変動問題は、技術的な問題というより文化的な問題なのだ」
経済学者、人類学者、社会学者、哲学者、オピニオンリーダー、経営者など、地球のために気候変動問題の解決策を拡大していくことが不可欠であると同意する人は、着実に増えています。しかし、実際に環境や生物多様性を尊重した行動をとり、より責任ある公正な社会を創造するには、それを可能とする新しい文化や想像力を私たちが受け入れることが必要です。私たちは今、文化全体を根本的に見直すタイミングを迎えているといえるのです。
第16回PRODURABLEに出展した企業をご紹介します。
リサイクル繊維からつくられた積み重ね可能なモジュール式フェルトブロックを製造。防音性、可動性、創造性に優れ、オープンスペース、オフィス、イベントラウンジ、店舗などの空間を手軽に区切ることができる。製造は障がい者が働くアソシエーションに依頼している。
オーダーメイドのテキスタイル製品開発・製造サービスを提供。糸から製品までのトレーサービリティを保証しているのが特徴。素材と生産ツールに関するすべての情報を、製品に付属するQRコードから読み取ることができる。また、提携工場に対して国際的な認証基準に基づく監査を行い、いまだ自動化できていない製造現場の労働環境改善に取り組んでいる。
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2024年12月27日パリでは毎日のように交通渋滞が発生する。 2021年からは歩行者の安全や騒音対策のために市内の制限速度が時速30kmとなり、環境負荷の高い自動車を減らしたいフランス政府の考えもあることから、渋滞が解消される見通しは今のと […]
2024年12月26日PRODURABLEは、欧州における持続可能な開発とCSR(企業の社会的責任)の浸透を目指し2007年よりフランスで開催されているイベントで、2023年9月12日・13日に第16回が開催されました。テーマは「Cultur […]
2024年12月26日「とうふ地蔵」という昔話があります。 江戸にあった一軒のとうふ屋を、お地蔵様が懲らしめるというお話です。 とうふ屋には毎日たくさんのお客さまが来ましたが、店主はもっと金儲けがしたいと企み、とうふをつくるのに悪い豆を混ぜた […]
2024年12月26日