“Seminare su quelle colline” その丘に種を蒔く
Colline verdi ~緑の丘 暑い夏がようやく去り、朝の青空は高い。琵琶湖から吹いてくるのか涼風がさわやかだった。入り口の小道を抜けると緑の世界が広がっていて、低い笹の植栽が一面に続く先に、屋根まで植物に覆われた […]
2026年2月9日「越後屋、そちも悪よのう」
のセリフでお馴染み。
悪代官にワイロを贈る悪徳商人は、時代劇の定番キャラクターです。
金の小判を“山吹色のお菓子”と表現するような悪徳商人が、本当にいたのどうかはわかりませんが、実際のところ商業が大きく発展した江戸時代には、豪商と呼ばれる裕福な店がいくつも誕生しました。特に、大阪商人、近江商人、伊勢商人は「日本三大商人」に挙げられ、現在も活躍する企業のルーツとなっています。例えば総合商社で見てみると、伊藤忠商事の創業者である初代伊藤忠兵衛は近江商人、住友商事は銅精錬業で財を成した大阪商人、そして三井物産の基礎となった越後屋は伊勢商人でした。
三大商人にはそれぞれ特徴があり、中でも江戸に店舗を多く構えた近江商人と伊勢商人は、江戸っ子から「近江泥棒、伊勢乞食」と言われ比較されました。これは、近江商人は抜け目なく、伊勢商人は倹約家であるということを、皮肉とやっかみを込めて表現したものです。時代劇では派手な着物を身につけワイロを駆使する“越後屋”に、倹約家のイメージはありません。しかし実際には、江戸にいる伊勢商人は支配人、番頭、手代、丁稚などいわゆる使用人・雇用者ばかりで、店主(当主)は伊勢で暮らしていました。使用人たちは現代企業の企業理念、経営方針、行動指針等にあたる家訓や店規に沿って厳しく管理され、定期的に経理報告書や営業報告書(当時はもちろん別の名称でしたが)を伊勢の店主に提出することも義務付けられていたので、勝手に贅沢をするのは難しかったようです。
さらに、伊勢商人は堅実な経営を信条としており、政治との関わりをできるだけ避けるよう家訓で定める商家もありました。
現代企業でも、政治と企業の関わりには厳しい目が向けられており、政治献金についてはどこで誰にどれほどの金額を贈ったのか、しっかり情報開示することが求められています。伊勢商人が使用人をきちんと管理したり政治と距離を置いて堅実経営に努め、大商人へとなったように、現代企業にとってもさまざまな面でリスクを避けることは持続的に発展し続けるための基本です。つまり、こそこそと悪代官にワイロを贈るようなリスクたっぷりなことをするのは、大きな店(企業)の経営者として失格。正義の味方に成敗され店が潰れてしまう前に、改心してほしいものです。
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